インターネットへ接続できれば、WindowsのEdge、または、IE(インターネットエクスプローラ)などで、世界中のホームページを見ることができるようになります。
ところが、電子メールを利用したり、お店や会社のホームページを公開するには、ホスティングサービス会社と契約してそれらサービスを提供してもらう必要があります。
現在の契約は、あなたが望んでいる機能を含んでいるのか、コストを抑える方法がないのかを、ホスティングサービスの点から見てみましょう。
インターネットで電子メールやホームページの公開を利用するには、それらを扱うプログラムを実行するコンピュータが必要となります。それと同時に、 そのコンピュータがインターネット上のどこにあるかの管理を、専門機関に委ねなければなりません。前者は、レンタルサーバー会社と契約してコンピュータを 利用させてもらいます。後者はドメイン管理と呼ばれ、独自の名前が欲しい時はドメインを管理する会社と契約してドメイン名を取得、管理してもらいます。
ひとくくりでホスティングサービスと呼びますが、両方を兼ねている会社、協業している会社、個別に提供する会社など様々なため大変複雑な業界です。さらに、インターネット接続までも面倒を見てくれる会社もあります。
このように複雑な業態に対して、どのサービスに、どこにお金を支払っているのでしょうか?
電子メールとホームページを公開するためのサービスは、一般的にインターネットを接続する際の契約で、ISPから最小のサービスが受けられるようになっていることが多いです。
それ以上が必要なとき、例えば電子メールアドレスを5個以上とか、ホームページに利用するディスク領域をもっと多く欲しいとかになると、新たな契約が必要となります。すなわち具体的に、
など、一例に過ぎませんが、利用する目的をはっきりさせるとそれに必要なサーバサイドのサービス(プログラムなど)が見えてきます。
これらはホームページの閲覧から一歩進んで、閲覧者(お客様)からのアクションがあり、そのリアクションを行なわなければならないため、サーバサイドにプログラムが必要となります。
既成のプログラムを利用する方法もあれば、開発しなければならない場合もあり、いずれにしろ専門家と相談しなければ解決しない部分です。
2,3ページで済むような会社紹介で十分な場合、あるいは個人がブログの公開で利用する場合は、月額(あるいは年額)のサーバーを借りなくても無料サービスで済ます事は可能です。
一方、個人事業主にしろ企業活動する上で前述のような利用目的があるのであれば、サーバーは必ず必要となります。
サーバーとは一般的にコンピュータ機器を指しますが、コンピュータ機器で動作するサービスプログラムを指す事もあります。その区別は、前後の文脈で判断する事になります。
さてサーバーを提供する会社と契約する場合、利用目的にかなうサーバーを選択する必要があります。
選択は料金以外に「信頼性、可用性、保守性、保全性、機密性」などの指標があり、数多くある中から選択するのは大変難しいです。ですので、一般的にホームページ制作会社やコンサルタント会社の助言に頼る事になります。