パソコンは、外から攻撃される場合と中から攻撃される場合の2つがあります。特にウィルスやマルウェアなど、中からの攻撃を防ぐのは容易ではありません。先ずは、感染しないようにすることが大事です。
コンピュータウィルスはWindowsパソコンが多いため、Windowsで動作するパソコン(のプログラム)が標的になり易いです。が、Macであろうと他の製品であろうと、狙われれば危険度は変わりません。
さらに、ウィルスばかりでなくフィッシングなど、使用者の不注意により感染や事故を招くこともあります。少しでも安全に利用するための注意点を、洗い出してみます。
最初にこれだけは絶対に、という点を上げると、仕事で使うパソコンと遊びで使うパソコンは必ず分けて下さい。そして会社のパソコン(起動中)が接続されているLANに、遊びで使うパソコンは絶対に接続しないで下さい。
仕事でパソコンを利用する際、以下の点に注意するとよいでしょう。
例えば、長いパスワードなど一旦メモ帳に入力し、カットアンドペーストで貼り付けたりしてませんか?この一時登録されたデータは、抜き出される可能性がありますので注意して下さい。
Microsoft社では、セキュリティホールを修正したアップデートを毎月行っております。Windowsに限らず、Flashなどインターネットで利用されるプログラムは、必ず最新の状態であるようにアップデートを行なって下さい。
また、対策ソフトも是非利用して下さい。外からの攻撃に対しては、Windowsファイアーウォールが標準で利用されてます。またインターネットへの接続は、モデムにパソコンやハブを直接接続するのは避け、ルータを利用するようにします。ルータには、不要なデータが外に出ていかないように、また、外から不要なアクセスができないような仕組みが備わっています(ただし、古いルータはデフォルトで設定されていないモノがあるようです)。
ウィルスやマルウェア、スパイウェアに対しては、Windows 10ではデフォルトで機能が装備されていますので、必ず有効な状態で利用すると良いでしょう。
修正前の内容:
ウィルスやマルウェア、スパイウェアに対しては、Windows Vistaの場合、Windows Defenderが標準で利用されてます。また最近、Microsoft社から Security Essentialsが提供されております。こちらは、メールの添付ソフトもチェックしてくれるので、インストールをお勧めします。
ウイルス、スパイウェア、マルウェア対策 | Microsoft Security Essentials
もう、技術があるとかないとか関係ありません。銀行やサービス提供会社を騙ったところから登録内容の更新とかで誘導され、見たことのあるログイン画面が表示されれば、いつものように操作してしまいます。難しいことですが、どこに接続されるかリンクアドレスなど、確認できればより安全です。
それでも、新型インフルエンザのように、新しいタイプのPCウィルスなどに感染してしまうことがあります。しかしながら、重要なデータが漏洩しなければ、あるいはデータを壊されてもバックアップが存在すれば、被害も最小限で済みます。そのとき、再インストールで済めば OKだと考えます。