カテゴリー : 山歩き系

2011-06-05 好きな山「茅ヶ岳」

足慣らしに必ず登る山だ。今回は駐車場から女岩経由、茅ヶ岳山頂から尾根ルートを下降、饅頭峠を経て駐車場へ戻った。

冬場と異なり緑の多くなったこの時期は、登山道がうす暗く感じる。およそ1時間ほどで水場の女岩へ、そこから稜線へつづら折りに登り分岐点へ到着。直ぐに深田久弥氏終焉の石碑に到着、向こうに見える山は曲岳だろうか?

ほどなく茅ヶ岳山頂。ここまでおよそ2時間、少し時間が掛った。

山頂の標識は何回か災難にあっているようで、地元の新聞にも何者かに標識を抜かれたような事が書かれていたし、駐車場にも掲示されていた。

標識の向こうの金ヶ岳を見て、次はあそこまで行こう、と心に決めた。

ところで茅ヶ岳の山頂に見慣れない物が設置されていた。

この方向から見れば富士山が見えるのだが、視界が悪く見えなかった。どなたが設置したのだろうか、設置したばかりのようだった。

下降は気持ちの良い尾根ルートを降った。途中林道により尾根が切られており、柵の手前で左へ降りる。が、そのまま柵を越え尾根を辿ると林道へは直接降りられず、右手の藪を抜けて林道へ降り立った。

登りに2時間、降りで2時間の合計4時間。雨は降らず、日差しもそれほど強くなく良い1日だった。

2011-05-21 ようやくスタート 日向山へ

例年、5月連休の春山山行目指して2,3月から低山ハイクで体づくりを始めるのだが、今年は仕事で忙殺されてしまい、今シーズン最初の山登りとなった。そしてこれまた例年通り、身近で3時間半もあれば行って帰って来れる日向山を歩いた。

膝の痛みを考え緩やかに下降するため、ルートは錦の滝から雁ヶ原へ登り、矢立岩の駐車場へ下降する事とした。

錦の滝へ向かって林道を進むと、新緑の山間から甲斐駒ヶ岳が見えた。左の稜線は黒戸尾根で、そこから繋がる甲斐駒ケ岳までは標高差2,000mを越える長大な登山道だ。登りたい登りたい、と思いつつもクマが出たりして、つい行くのを怯んでいる。

錦の滝へは、足の速い人なら30分ほどで到着する。自分はゆっくりと45分ほどかけた。ここからの登りは急登となる。しかし、40分も登れば雁ヶ原に到着するので気楽だ。

駐車場には7,8台停まっていたが、ここまでは誰にも会わず来た。山歩きは、人に出会うより人が恋しくなるくらいがいいと思う。が、天気が良く、皆さん今シーズンのスタートラインとなったのか、雁ヶ原からは大勢の方とすれ違った。

雁ヶ原のトラバースルートも、少しづつ崩れているようだ。いずれ崩壊して別のルートを行くようになるのだろう。以前、穂高岳の有名なルートが崩壊してしまい、挑戦できなくなってしまったこともあった。そう言えば、北岳の枯れ木テラスが崩壊したようだが、どうなってしまったのだろう?

日差しが暑く感じられる中、北東に南八ヶ岳を見ながらおにぎりをおいしく食べた。既に、次回は茅ヶ岳にでも行こうかと考えている。その後は瑞牆山、編笠岳、権現岳と、少しづつ標高と山行時間を延ばして行き、憧れの北アルプスへと気持ちは向かって行く。

2010-10-11 富士宮口から富士山へ

当日、富士宮口の駐車場へは6時15分頃到着した。富士山スカイラインからこの道に入ると、駐車場までの距離が残り何Kmとかの看板が頻繁に見られ、夏の最盛期の混雑ぶりが窺われた。

富士宮口の駐車場はスロープのためか広い敷地がなく、終点はロータリーになっているとはいえ、蛇行した道路にようやく1列駐車できるくらいのスペースがあるだけの狭いところなので、混雑が目に見えるようだった。

しかし富士宮口からの景色は眼下に駿河湾から伊豆半島、大島、相模湾が一望できる素晴らしいロケーションだ。天気のいい日は、多くの人が訪れるのもうなずける。しかし本日もそうだったが、雲が湧いてくるのが早いようで、あっという間に視界が閉ざされてしまう。どうやら早朝を狙うか、運が良い人がその景色を堪能できるようだ。

富士山の登山は単調だ。これはどの登山口から登っても変わらない。富士宮口はその標高が2,400mあり、頂上が3,775mなので標高差およそ1,400mを5時間ほどで登る。今回は、剣が峰には10時45分頃到着した。駐車場に戻ってきたのは、13時30頃だった。

最初の山小屋以外、どの小屋も固く閉ざされていた。小屋には何合目かの表記があるが、元祖暖簾と同じで当てにはならない。山小屋と言えば、最終の避難場所として大変ありがたい存在なのだが、富士山ではテントもバーナーも禁止されている上、霊山でもあるので勝手が違う。

そのため、山登りをする人は富士登山をあまり好まないのではないかと思う。富士山はもちろん好きであるが、富士山に登るのは海外の山に登る為の高所順応や、冬山に備えての雪上訓練がもっぱらのようである。

頂上の直前の鳥居を過ぎれば、浅間神社奥宮に到着だ。富士山の最高部は、石室を左に抜けて繋がる富士山測候所のある剣が峰となる。

風はそれほど強くないが、手袋をしていない手は冷たくなって痺れてきた。被った岩場にはつららが垂れ下がっており、水たまりは凍っている。

フリースを重ね着し、手袋をして頂上を目指すことにした。お鉢巡りもしたいと思ったが、明日は会社があるのでこの次の楽しみに取っておこう。

剣が峰山頂には測候所があり、中には入れないが、展望のできる屋根へ狭い鉄梯子を登る事ができる。そこからは、南アルプス、八ヶ岳、北アルプス、御嶽山などが一望できた。

富士山の火口は大きいため、なかなか写真に収めるのが難しい。いい絵は取れなかったが、それでも1枚ぐらいは画像を載せておきたいと思う。

素晴らしい天気のお陰で景色を十分堪能できたので、下山する事にした。鳥居に別れを告げ、単調な下りをひたすら歩く。雲が湧いたため、途中から景色は遮られてしまった。ガスがだんだん濃くなり、途中で登山道が見えなくなりキョロキョロしながら下った。

富士山の登りはともかく、下りは時間的には短いのだが、結構長く感じた。

帰り掛けに汗を流すため温泉に寄りたかったが、結局家にそのまま直帰してしまった。なお帰ってきてから3,4日は筋肉痛で足が痛かった。

2010-09-11 八ヶ岳阿弥陀岳南稜から登り中央稜を下降、中央稜取付き点を確認

先週末訪れた阿弥陀岳中央稜で、中央稜末端の取り付き点がハッキリせず、支尾根から強引に登った。他の人のブログを確認すると、取り付きからは明瞭なつづら折りの登山道を登る、と記されているので、「四区」を目安にした踏み跡不明瞭な登りは正規ルートではないのだろう。

そこでもう一度確認するため、今度は南稜から頂上へ抜けた後、中央稜を下降することにした。

南稜は冬季バリエーションルートであり、無雪期でもⅡ、Ⅲ級程度ではあるが岩場の登攀があるので、登られる方は相応の準備をして望んで下さい。自分はデイジーチェーンと安全環付きカラビナの付いたハーネスと、ヘルメットを用意しました。ハーネスは、P3樋の登り口で万一スリップした場合の落下防止のため、登り口に取り付けられたワイヤーに確保を取るためです。安全ではありませんが気休めにはなります。ヘルメットは落石から頭部を守るためです。

船山十字路から左に御小屋尾根からの林道を分け、30分ほど進むと右へ入る「南稜」と標識のある入り口がある。右へ折れ堰堤の上の涸れ沢を渡り、立場山へ向かう稜線へ急登すれば、10分ほどで尾根に合流する。尾根は明瞭で、1時間ほどで立場山山頂だ。展望は残念ながら得られない。

尾根の途中で、それほど大きくない白い犬に遭遇した。吠えるわけでもなく、しばらく後ろを付けてきたと思ったら、抜き去り、こちらを何度か振り返ってその後いなくなってしまった。

立場山から緩やかな降り、登り、降りの20分ほどで「青ナギ」に出た。

青ナギを越えると、樹林帯に入り、「無名峰」まで急登となる。木々の間から左側に中央稜、右前方には権現岳から赤岳に向かう主稜線が見える。無名峰に出ると、ようやく視界が開け展望が得られるようになった。権現岳と旭岳(と思う)の間から富士山が垣間見れた。

阿弥陀岳も目前に迫ってきた。

P1の無名峰からは左へ90度折れて北に向かい、シャクナゲの朝露に濡れながら尾根を進む。P2を左側から乗越し、そしていよいよP3基部に近づく。

P3はカンテ状のリッジを登攀できるようだが、ランニングビレーを取れる支点は見当たらない。フリーソロは怖いので、とても挑戦する気にはなれない。が、パートナーがいれば挑戦してみたいものだ。

基部の取り付き点を越え、ルンゼへの下りを降りる。P3の「樋(とよ)」と呼ばれるルンゼの入り口がある。

比較対象物が無く分かり難いが、画像の高さは3mぐらい(1.5人)ぐらい、角度は水平を基準にしているのでこのまま、右上隅に鉄のワイヤーが見える。入り口は細いバンド上の末端にあり、左下はルンゼの崖が続いている。落ちれば無論タダでは済まない。

ここを乗り越してルンゼに入り、四つん這いのままU字状の崖を登って行く。上部は草付きで、踏み跡を確認しながら左上部へ進む。いよいよ阿弥陀岳山頂を見通すことができる所まで来た。

P4は、基部の左側の岩場をトラバースした後登る。トラバースする所は岩が飛び出しており、ここも危険な個所である。トラバース後の登りは、ホールドは沢山あるので困らない。が、浮石もあり、確認してから体重をかける。一旦レッジ状の場所に出て見上げれば、山頂は目と鼻の先だ。右側のもろい岩場を5,6手登り、左に巻いて上がり山頂に到着した。

天気が良く、展望も素晴らしい。岩の上で休息後、中央稜を降る事にした。西に向かって摩利支天へ伸びる稜線に入り、鉄梯子を使って岩場を乗越し、さらに左に巻いて御小屋尾根と中央稜の分岐点に着く。分岐点から中央稜に入るには、標識に従ってそのまま進み、岩場を右から乗り越す。その後暫くハイマツ帯を下降。樹林帯に入ってからも急下降を続ける。踏み跡は明瞭なので、迷うことはないだろう。上の岩壁を右から巻き、しばらくしてからルンゼを降りながら下の岩壁左から巻いて下降する。下りだと岸壁である事がよく分からない。

草付きや樹林帯を急下降し、なるくなってきたと思った所で、小さな石積みのある地点に出た。木には赤テープが巻かれていた。ここが「入中山」と呼ばれる地点だろうか?登山道はここから左寄りに付いている。先週ここへは、正面の樹林の中から飛び出したような気がする。「四区」を目安に登ると、正面の尾根からここに出るようだ。

さて、確かに登山道は明瞭だ。下降中、迷う所もなく広河原沢右股の河原にたどり着いた。が、途中赤布とかの印は無い。さらに河原からの入り口となる所にも標識などは何もない。唯一、取り付き点から河原を跨いだ反対側に、高さが3,4mはある大きな岩小屋があった。

さて、取り付き点から少し下ると踏み跡は河原へ降りる。左岸へ渡ると、踏み跡が続いていたのでそのまま下る。そして、また河原に降りた。登って来たとき、河原からここに入る入り口を示すものは、忘れ去られたような色あせたテープだけだ。

右岸に渡り返すものとばかり思い、河原を渡ってみるが踏み跡がない。仕方ないので、登山道を探しながら歩きづらい河原を下って行く。左から壁が迫り、狭く暗くなって行く。何度か右側(右岸)の草木の中に踏み込み、ようやく踏み跡らしきものを見つけ下って行く。ほどなくして明瞭となり、右側斜面から下降してくる道と合流し、しばらく歩くと二俣に到着した。

そう言えば、前回二俣を左側へ入ってしまい、そこからけちが付いてしまった。二俣を右股に入る地点には、「四区」と記された大木があるので、これを目安にするといいだろう。

ようやく、中央稜の取り付き点やその周りが把握できてきた。いずれ冬場に挑戦してみたい。

この後船山十字路へ戻り、小渕沢の延命の湯につかる。そして、但馬屋幸之助の焼き肉店で「ラーメンランチ 白(塩)」を堪能した。

ここのラーメンは平打ち麺で、特徴は何と言っても牛骨スープに牛肉のチャーシューである。野菜サラダ、漬物付け合わせ3品、ライス、コーヒーと付いて860円はお値打ちだと思う。お試しあれ。

2010-07-31 テント1泊 白馬三山と不帰嶮から八方へ その2

テント1泊 白馬三山と不帰嶮から八方へ その1 へ戻る

テン場では17時頃から雨が降り、夜も降り続けた。夕食は、マカロニにレトルトのカルボナーラを掛けたものだが、体を使いすぎたせいか食欲が湧かず残してしまった。しばらく置いてから片付け、翌日に備えて早々に就寝することにした。

夜半何回も目を覚まし、その度に雨が降っているので、鑓ヶ岳温泉へ下降することも考えた。が、3時30分に目が覚めると雨は上がり、雲はなく、山や星がハッキリ見えた。おかげでモチベーションも回復、朝食のラーメンを食べて出発する事に決めた。今日は不帰嶮だ!

テントを撤収、小屋で用を足し、4:45出発。雪渓のおいしい水1L+0.5Lを持つ。シュラフやテントが水分を含んでいるせいか、軽くなってないようだ。小屋の横から来た登山道を振り返ると、白馬鑓ヶ岳がくっきり見える。

今日は天気が良さそうだ、とこの時は思った。

緩やかな登りから稜線を進み、途中で横から射し始めた朝日に手を合わせる。

一登りすると、天狗の頭に到着。眺めが大変良い。西側のピラミッドのように見えているのは、剱岳だろうか?

振り返ってみると、白馬鑓ヶ岳の向こうに見えるのが白馬岳だろう。

そしてこれから越えようとする不帰嶮は… どうやら流れる雲に隠されているようだ。天狗の大下りから登り返しがあるが、残念ながらベールで隠されてしまっている。

稜線は天狗の大下りに向かって、緩やかに下降して行く。そのうちガスに巻かれ始めてきた。こんな時太陽と反対の方向を見れば。久しぶりにブロッケン現象に遭遇した。デジカメに収めてみると、肉眼で見るよりハッキリ虹輪が写っていた。

天狗の大下りに掛る頃には、すっかりガスに包まれてしまった。見える範囲は、20mから40mぐらいと言ったところか。

登山道は一気に下降し、岩を掴みながら足を下ろして行く。鎖場もあるが、垂直ではないので恐怖感はない。長い鎖場が1ヶ所あり、そこを抜けるとつづら折りの下降を繰り返す。ガスは布に小さな水の粒を作り、湿り気が多い。いつしか方向感覚は失われてしまった。

出発してから1時間半ぐらいしたところで、どうやら最下降点のコルに着いたようで、いよいよ登り返しが始まった。出だしは多少岩を掴みながらとなったが、不帰1峰はそれほどきつくはないようだ。

登り切ったところで1峰の頭に着いたようだ(6:40)。

1峰の頭から少し下り、左上する岩壁を見るといよいよ2峰の始まりである。コルでは10名のツアー団体と思われる人たちが、休息やカッパを着るなど準備をしており、ツアーを率いる65才前後のリーダー格の人が、自分に先に行くように指示を出した。

自分もカッパを着るので、先に行ってもらった。ここからしばらく、この団体ツアーの後ろをついて行く事になる。

おばさんの多いツアー客を連れている関係で、大きな声で話が切れることなく、足の置く位置や以前の事や冬山の事など話し続けている。が、たまにこちらの事に話の内容を振ったりするのは余計だ。ほっといて欲しい。

右側は多分切落ちてるのでしょうね。

ここを登ると、格子状の鉄の橋がある。多分この辺が、天気が良ければ一番怖いところかな?と思う。

一段登ると、凹角に切れ落ちた所をまたぐ鉄の橋が掛っている。足元は、直下が抜け落ちているので怖い。写真は渡った後振り返ってみた所。

更に崖っぷちを登って行くと、少し開けたところで前のパーティーが休息していた。そのまま通過し、さらによじ登って行くと前方から団体様が下降してきた。ここにも口うるさいおばさんがおり、人の事を何か言っていた。旦那と思われる爺さんが「人の事はいいから」とか注意していた。そう、山では倒れてない限り人の事はほっといて欲しい。

そこを通過したところで、いよいよ最後のバンドを通過する。信州側のこちらは、鎖はない。写真は、このまま上に登って行くと思ったら、印のある岩をバンドが左下に下降していた。

後ろに付いた10人パーティーのガイドの親父さんが言うには、冬場はこのまままっすぐ上に登って行くとか。

バンドを左下に下降し右に回り込むと少しの登りになるが、小中学生の娘2人を連れた家族が下降してきた。彼らにはこの先に、崖っぷちの下降が待っている。さて、この登りをこなしたところでいやらしいトラバース地点となった。

対向する2パーティーの通過を見送り、トラバースに取り掛かる。ここがいやらしかったのは、スラブ状の岩場で、なおかつ足の置き場が悪いのである。手でホールドを掴むと体が上がるため、左足を置くホールドが斜め下に来る。そこで、腕を伸ばして股を開き左足をホールドに乗せるのだが、その動作が怖いのだ。

ところで鎖場なので、鎖をしっかり掴めばよい。ガイドの親父さんが、足を下ろせとか鎖を掴めとか、落ちて死んだ人がいるとか、いろいろと世話を焼いてくれた。どうもありがとう(;´д`)。

トラバース後、少し登って不帰北峰の頂上となった。

岩場はⅢ級程度で、手掛かりは沢山あるので注意さえすれば問題ないと思う。実際、団体客やファミリーとすれ違っているので、2度と来たくないと思う人はいるかもしれないけど、命を落とすほどでもないだろう。

頭は開けているので、そこで休息。カッパは暑いので、脱いで行く事にした。岩場はここで終わった。不帰2峰の南峰は、お花を写真に写しながら行った。水滴を帯びたチングルマがとても綺麗だった。

後ろから10人パーティーに追われながら、南峰を過ぎ唐松岳に向かう。途中大きく左に回り込むのだが、ガスに巻かれっぱなしで方向感覚はさっぱりだ。相変わらずガイドの親父さんの声が聞こえ、休むことなく追われるように進み、8:40に唐松岳山頂にたどり着いた。

後は下るだけだ。八方のバスセンターから猿倉へ戻るバスが12時台にあったので、何とか降りたい。地図のコースタイムを見るとなんとか降れそうだ。ガスの中を進み、唐松山荘を過ぎる。大きな山荘だ。

登山道を間違えないように標識を確認し、八方尾根方面に進む。と、何と登山道の脇にライチョウが姿を現していた。周りの人が写真を撮ろうとするので逃げようとするが、逃げ場を失ってオロオロしていた。

八方尾根に入ると、登ってくる登山客が一段と増えてきた。最近はトレイルランが盛んなのか、軽装で走ってくる人が何人かすれ違った。登りの人が来るたびに道を譲ってよけるのだが、その回数も多くて辟易だ。

丸山ケルンまで来ると、ガスも晴れ眺めが得られるようになった。

丸山ケルンから下降途中、樹林帯の手前で団体様を何パーティも見送る。浜ちゃんの10秒飯を飲み、軽く餡ドーナツなど食べやり過ごした。

八方池が見えてくると、夏休みで遊びに来た観光客で混雑も激しくなってきた。口々に景色の雄大さを褒めており、全くその通り、素晴らしい景色だ。多くの人が訪れるのもよく分かる。

10:50 第三ケルンを過ぎ、40分ほど降って八方池山荘のあるリフトの終点だ。ここからは、クワッドを2本乗り継ぎ、黒菱から兎平に降り、ゴンドラで一気に山麓まで降る。料金は1,400円。

ハンググライダー、パラグライダーが上昇気流に乗って飛んでいる。12:00頃山麓駅に到着、八方のメインストリートを歩き、バスセンターに12:10、到着。途中、クマよけの鈴が煩かったらしく、どこかの爺さんになじられた。

上の方は観光客でいっぱいだったが、お昼だと言うのに下の方は閑散としていた。

猿倉までバス代900円、今回も無事に山行終了。


天狗山荘(4:45)-不帰1峰頭(6:40)-唐松岳山頂(8:40)-第三ケルン(10:50)-
バスセンター(12:10)-バス発(12:55)-猿倉駐車場(13:25)