登山道に「ハイキングコース」なる看板があちこちに付けられた、距離が短く、登る時間もそれほどかからない、リハビリ登山の最初に持って来いのルー トだ。駐車場からすぐ登山道に入ってだらだらと登って行くコースと、そのまま林道を突き進み、錦の滝から急登するコースの2通りある。もちろん、ピストン してもいいし、グルリップでもOKだ。
昨年夏、阿弥陀岳南稜の帰り道で足をくじいてしまい、それ以来山から遠ざかってしまった。山登りは、間を空けると途端に行く事が億劫になる。
今日は、錦の滝から登ることにした。
錦の滝は、屋根のある休息所があるのですぐわかる。ここまでおよそ30分、ここから雁ガ原まで急なので、下るより登りで利用し、下りは矢立岩の方へのだらだらと下れば足への負担が軽い。
錦の滝から1時間ほど登ると、白ザレの急斜面に出る。この上の雁ガ原は、雪で覆われていた。小渕沢から見ると、山の斜面が真っ白で、夏でも雪と見紛う。
景色を独り占めにして、おにぎりを頬張った。ここから登山道を1時間ほど下れば駐車場だ。
下りは、思ったより登山道に雪が残っていた。北東面なので解けにくいのかも知れない。1660mの三角点を確認し、下山した。下山後の温泉は、「尾 白の湯」に寄ろうと思ったのだが、入浴料700円なので今回はパスして、市内300円の「百楽泉」にした。この景気で、フトコロが氷点下と、滅法寒いので した(T_T)。