新しいライブラリやフレームワークを使ってみたいと思ったとき、先ずは誰しも分かりやすく説明してくれているドキュメントを探すと思う。Webに関連するものは、その開発の多くが海外であるため、日本語で書かれた資料が多くないので、理解するまで苦労することが多い。
が、今回MooTools について検索していたら、開発者の人が書いたという「jQuery vs MooTools」を日本語に訳して公開して下さった高橋氏の「jQuery vs MooTools(和訳)」を、google先生に教えてもらった。
この文章では、
「jQueryがDOMを遊び場にしてくれるのならば、MooToolsの狙いはJavaScriptを遊び場にすることである。」
を中心に、JavaScriptの特徴を活かしたMooToolsの拡張性を、JavaScriptの書き方を変えることを目的としたjQeury、と比較しながら分かりやすい解説を行なっている。
K&R C から ANSI C、C++ と言うように、構造化からオブジェクト指向プログラミングへと移ってきた自分にとって、JavaScriptのプロトタイプ継承型オブジェクト指向と言う のがどうも取り付きにくいのだが、このドキュメントを読んでMooToolsを使ってJavaScriptをもっと楽しんでみようと改めて思った。
jQuery
$(document).ready(function() { $("a").click(fucntion(event) { alert("Thanks for visiting!"); }); });
MooToolsでjQueryに近い書き方をすると
window.addEvent('domready', function() { $$('a').addEvent('click', function(event) { alert('Thanks for visiting!'); }); });