旅行

はじめての沖縄 5.城跡めぐり編

城跡へはレンタカーを借りて行ってみよう、と前から考えていたので実行しました。この日だけ英会話は夜のクラスに出席することにします。

勝連(かつれん)城跡、座喜味(ざきみ)城跡、中城(なかぐすく)城跡をピックアップし、時間があれば海中道路を通って浜比嘉島のビーチへ、と考えていましたが、渋滞するなど移動に時間がかかったため浜比嘉島は諦めました。

ドライブした沖縄(本島の南側4分の1程度ですが)の印象ですが、車と住宅が多く、またアップダウンする坂も多いと感じました。

座喜味城跡

遺構は丘の上の石垣のみで、建築物は他の城跡も同様、何もありません。石垣は沖縄の独自色がよく表れていると思います。丘の上にカーブを描きながら積み上げた石灰岩の石垣、城壁となる石垣の門はアーチ型になっており、年代や地域の違いはあるかもしれませんが、首里城も含めて全県同様の積み上げ方で作られていると思います。

また御嶽(うたき)と呼ばれる斎場が1つ以上あるようです。一般的に今でも試合前に「戦勝祈願」など神前で手を合わせますが、自然の脅威、地域の支配のため当時は必要かつ重要なものだったのでしょう。

座喜味には一の郭、二の郭が隣り合ってありました。

知識が無いので先ずは説明を読みます(鳥瞰図があると助かります)

首里城もそうですが、築塁が独特だと思います

城壁内に入って上の城壁からの俯瞰

入ってきたところはこの門

上部城跡の礎石でしょうか?

隣接した二の郭に繋がる歩道

勝連城跡

築城の名手として名高い護佐丸を滅ぼし、琉球統一を目指した阿麻和利が最後の城主だったようです。結局琉球王府に滅ぼされた(1458年)とのこと。

こちらも丘の上にありますが、下から三の郭、二の郭、最上部に一の郭が段階で配置されていたようです。下から見上げて石垣の上にある城を思い浮かべ、その時代の風情を偲んでみました。

どの城跡も上からの眺めはいいですが、勝連城跡からは浜比嘉島も見え展望はとても良かったです。

丘の上のさらに小高いところにあります

城壁と城内に続く石積み

三段目の下部から2段目、1段目を俯瞰

舎殿の図を見て、光景を思いう浮かべて見ました

二段目の舎殿の礎石

最上部(三段目)から下を眺めて見ます、風が強かったです

中城城跡

こちらはユネスコ文化遺産に登録されていることもあり、見学料(400円)が必要です。3つの城跡では一番大きいものでした(建物はありません)。

城内は細長く、電動カートで奥まで運んでくれます。降車してから城内を入り口へ向かって歩いて散策します。お年を召したガイドの方ですが、観光客に城内を説明していました。

ここは御嶽(うたき)が多数ありました。また護佐丸により作られたという北の郭近くに深い水場が設けられており、大変興味深かったです。

他の城跡では瓦屋根のような遺物が見つかっていないため、当時の城は板葺き屋根ではなかったか、という説明書きを見た気がします。こちらは遺物が発見されているので瓦屋根だったのでは、ということです。記憶が曖昧なため間違っていたらご容赦を。

カートで順路スタート地点へ行きます(3列6人乗だったかと)

スタート地点は城の入り口なのかよく分かりません

城内に入るとそれらしくなってきました

ここは御嶽(うたき)だったようで、城内各所にありました

アーチ門をくぐると

その先にアーチ門があり、両脇には復元中の石垣が並べてありました

沖縄以外の国内で石のアーチ門は記憶にありません

一の郭に入り、城壁の上から俯瞰します

反対の城壁の上から

この看板を待ってました!

護佐丸により作られたという大井戸(下に降りたくなります)

水場は「ガー」でした

この先に広場があり、順路終点となりました

おまけ、この花は色が混ざっていて不思議です

 

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