城跡へはレンタカーを借りて行ってみよう、と前から考えていたので実行しました。この日だけ英会話は夜のクラスに出席することにします。
勝連(かつれん)城跡、座喜味(ざきみ)城跡、中城(なかぐすく)城跡をピックアップし、時間があれば海中道路を通って浜比嘉島のビーチへ、と考えていましたが、渋滞するなど移動に時間がかかったため浜比嘉島は諦めました。
ドライブした沖縄(本島の南側4分の1程度ですが)の印象ですが、車と住宅が多く、またアップダウンする坂も多いと感じました。
遺構は丘の上の石垣のみで、建築物は他の城跡も同様、何もありません。石垣は沖縄の独自色がよく表れていると思います。丘の上にカーブを描きながら積み上げた石灰岩の石垣、城壁となる石垣の門はアーチ型になっており、年代や地域の違いはあるかもしれませんが、首里城も含めて全県同様の積み上げ方で作られていると思います。
また御嶽(うたき)と呼ばれる斎場が1つ以上あるようです。一般的に今でも試合前に「戦勝祈願」など神前で手を合わせますが、自然の脅威、地域の支配のため当時は必要かつ重要なものだったのでしょう。
座喜味には一の郭、二の郭が隣り合ってありました。
知識が無いので先ずは説明を読みます(鳥瞰図があると助かります)
築城の名手として名高い護佐丸を滅ぼし、琉球統一を目指した阿麻和利が最後の城主だったようです。結局琉球王府に滅ぼされた(1458年)とのこと。
こちらも丘の上にありますが、下から三の郭、二の郭、最上部に一の郭が段階で配置されていたようです。下から見上げて石垣の上にある城を思い浮かべ、その時代の風情を偲んでみました。
どの城跡も上からの眺めはいいですが、勝連城跡からは浜比嘉島も見え展望はとても良かったです。
こちらはユネスコ文化遺産に登録されていることもあり、見学料(400円)が必要です。3つの城跡では一番大きいものでした(建物はありません)。
城内は細長く、電動カートで奥まで運んでくれます。降車してから城内を入り口へ向かって歩いて散策します。お年を召したガイドの方ですが、観光客に城内を説明していました。
ここは御嶽(うたき)が多数ありました。また護佐丸により作られたという北の郭近くに深い水場が設けられており、大変興味深かったです。
他の城跡では瓦屋根のような遺物が見つかっていないため、当時の城は板葺き屋根ではなかったか、という説明書きを見た気がします。こちらは遺物が発見されているので瓦屋根だったのでは、ということです。記憶が曖昧なため間違っていたらご容赦を。
その先にアーチ門があり、両脇には復元中の石垣が並べてありました
» はじめての沖縄 5.城跡めぐり編
» はじめての沖縄 4.市内めぐり編
» はじめての沖縄 3.英会話教室編
» はじめての沖縄 2.首里城編
» はじめての沖縄 1.行ってみようか編