2009-09-20 七倉から烏帽子岳、野口五郎岳を経て竹村新道下降その2

たっぷり睡眠できたおかげで、快調な目覚めとなった。朝からレトルトの牛丼を食べエネルギーを蓄える。ところで、実は腕時計を忘れたため iPhone の時刻表示に頼っていたのだが、いよいよバッテリーの残りが赤く表示されるようになった。計画では野口五郎岳を経て竹村新道を下る予定だが、めげたので烏帽子小屋の分岐からブナ立て尾根を下って帰ってしまおうか、とも考えている。

取り敢えず出発することにした。下り坂、葉っぱを見ると何やら白い。登山道の霜柱を踏んで行く。雪に閉ざされるのも直ぐだ。

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こんな時期にも咲いているお花があるのに少し感動した。

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振り返ると、昨日越えてきた不動岳の右側からお日様が昇ってきた。荘厳な一瞬に両手を合わせる。

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朝の光が差し込む、この一瞬の風景は好きだ。

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南沢岳の山頂には標識がなかった。三角点測量の石柱が山頂を表しているのだろう。前方はこれから訪れる烏帽子岳、その向こうに野口五郎岳へ繋がる山稜が見える。

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振り返れば、ドッシリと構えた立山。そして来年こそは向こうの剱岳へ行こう。

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南沢岳を越えて行くと、眼下に四十八池が見える。

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心休まる地糖のある風景を横切って進んで行く。

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と、目前に素晴らしい紅葉の風景が広がった。

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烏帽子岳への分岐でザックをデポし、空身で頂上を目指すことにした。

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岩の基部に着くと、何とこんな鎖場をよじ登って行く。怖がらずに注意して登ればOKだ。

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山頂は、この左上の岩峰である。

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烏帽子岳からにせ烏帽子岳を越えると、烏帽子小屋がもうすぐだ。

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烏帽子小屋は、昨日は連休初日の晩で小屋もテン場も大変混雑したとのことだが、嘘のように静まり返っていた。僅かに一人の女性が、静かなたたずまいで薬師岳の方をスケッチしている。時刻は9時前、下降するか進むか悩んだが、素晴らしい秋晴れに誘われて進むことにした。

三ツ岳を巻いて向かいの展望の良い山稜を登る。左側前方に野口五郎岳、東沢谷を挟んで水晶岳だろうか?

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昨日はアップダウンが厳しかったが、今日は素晴らしい稜線歩きだ。途中、燕岳の稜線を眺めながら軽く食事をする。
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そして12時過ぎに野口五郎小屋に到着した。テントは禁止されているので、素泊まり(6,000円)することとした。水2L(400円)を購入し、一休みして野口五郎岳の山頂へ向かう。

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山頂からの景色は素晴らしかった。この晴天のおかげで360度大パノラマ、秋晴れの澄んだ空気の中、山々が青く輝いていた。

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大天井岳の左側に富士山が見えた。そして八ヶ岳がその左側にそびえている。

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昨日越えてきた方を振り返れば、ドッシリとした立山、そして白馬に繋がる後立山連峰。

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黒部の谷から読売新道を登り、赤牛岳、水晶岳への山行も是非やりたい。

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明日はこの先の真砂岳から、左へ南真砂岳を経て竹村新道を下降する予定だ。

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小屋へ戻ると、続々と宿泊者が到着し盛況となった。16時半で夕食とするのは少々早いが、明るいうちに済ませることにした。小屋では17時から夕食が3回に分けて始まった。自分は一足早く明日の用意をし、就寝する体制を整えた。が、フトン1枚に2人はつらい(水晶小屋は小さいので3人寝るとか聞かされた)。結局、早く朝が来ないかと眠れない夜を過ごすこととなった。


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