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Windows XP のバックアップデータを Vista で復元するには

Windows XP のデータをバックアップするには、[アクセサリ]-[システムツール]-[バックアップ]でバックアップユーティリティを利用する。今回そのツールで作成したバックアップファイル「Backup.bkf」を、Vista 上で復元するのに復元ツールのインストールと設定が必要だった。これはその備忘録です。

ファイルのダウンロードは以下から。

Windows NT バックアップ/復元ユーティリティ

インストールを実行する前に、「リムーバブル記憶域の管理」を ON にしておく。これがよく分からず、そのまま実行したら次のようなエラーが表示された。

「リムーバブル記憶域の管理」は Vista にデフォルトで登録されていないので、コントロールパネルの[プログラムと機能]を使って機能を有効化する。「プログラムと機能」を開いた左側サイドメニューの[Windows の機能の有効化または無効化]を実行すると、一覧表がしばらく時間を置いて表示される。スクロールして下の方を見ると、以下のように「リムーバブル記憶域の管理」があるので、チェックボックスにチェックを入れ[OK]ボタンを押す。

作業が終了するまで少し時間が掛るので、気長に待つ必要があります(^_^;)。
あとは復元作業を行なえばOK。

Microsoft の昔のバックアップツールがフロッピーしか使えなかったような記憶があり、潜在的に「使えない」というイメージが強く残っている。Windows NT になってバックアップをスケジュールできるようになり便利になったはずなのに、アーカイブファイルを復元させる手間があり、今でも「使えない」イメージが消えない。しかしスケジュールすれば夜中に自動実行できるので、お金を使う必要もないかと思う。