今週末の予報は、朝方まで雨は残るが幸い天気は回復するとのこと。なので、何時もよりゆっくりと出かけることにした。途中小淵沢のローソンで食べ物を調達し観音平へ。時刻は8時前だが駐車場には既に20台以上駐車していた。
ルートは、登りは観音平を出発し、押手川から青年小屋への巻き道を通り権現岳へ。下降は三ッ頭からアトノ尾根を降り、途中分岐から観音平へ戻るグルリップ。
道中登り降りでアブに悩まされたので、この時期行かれる方は身支度にご注意を。肌を露出していると、チクッとやられます。
いざ山頂へ
ここから山頂まで、およそ1時間ぐらいの距離である。
途中ギボシを登るところに鎖場があるが、手掛かりは多いので案ずるほどではない。
石がごろごろしたわずかな隙間から、白い小さな花を付けた高山植物が。
葉っぱはイワツメクサに似ているが、花弁が異なるので違う種だと思う。調べてみてもさっぱり分からない。
ギボシの山頂を右に巻いて上がれば権現岳への稜線に出る。
正面に下から上へ、壁のような岩が並んでいるのが何とも不思議だ。
権現小屋をわずかに登ったここが、赤岳への分岐点である。
写真と反対側を行けば長い鉄の梯子を下り、その先は主峰赤岳へ続く縦走路である。
山頂で風に揺れるハクサンイチゲ(だと思う)。
山頂では残念ながら赤岳を見ることはできなかった。
三ッ頭へ下降途中振り返ってみれば、雲が切れて赤岳(右)、中岳、阿弥陀岳を望む事ができた。