山歩き系

2011-05-21 ようやくスタート 日向山へ

例年、5月連休の春山山行目指して2,3月から低山ハイクで体づくりを始めるのだが、今年は仕事で忙殺されてしまい、今シーズン最初の山登りとなった。そしてこれまた例年通り、身近で3時間半もあれば行って帰って来れる日向山を歩いた。

膝の痛みを考え緩やかに下降するため、ルートは錦の滝から雁ヶ原へ登り、矢立岩の駐車場へ下降する事とした。

錦の滝へ向かって林道を進むと、新緑の山間から甲斐駒ヶ岳が見えた。左の稜線は黒戸尾根で、そこから繋がる甲斐駒ケ岳までは標高差2,000mを越える長大な登山道だ。登りたい登りたい、と思いつつもクマが出たりして、つい行くのを怯んでいる。

錦の滝へは、足の速い人なら30分ほどで到着する。自分はゆっくりと45分ほどかけた。ここからの登りは急登となる。しかし、40分も登れば雁ヶ原に到着するので気楽だ。

駐車場には7,8台停まっていたが、ここまでは誰にも会わず来た。山歩きは、人に出会うより人が恋しくなるくらいがいいと思う。が、天気が良く、皆さん今シーズンのスタートラインとなったのか、雁ヶ原からは大勢の方とすれ違った。

雁ヶ原のトラバースルートも、少しづつ崩れているようだ。いずれ崩壊して別のルートを行くようになるのだろう。以前、穂高岳の有名なルートが崩壊してしまい、挑戦できなくなってしまったこともあった。そう言えば、北岳の枯れ木テラスが崩壊したようだが、どうなってしまったのだろう?

日差しが暑く感じられる中、北東に南八ヶ岳を見ながらおにぎりをおいしく食べた。既に、次回は茅ヶ岳にでも行こうかと考えている。その後は瑞牆山、編笠岳、権現岳と、少しづつ標高と山行時間を延ばして行き、憧れの北アルプスへと気持ちは向かって行く。