Linux に慣れる必要があるので、新しくカテゴリーを設けて備忘録を残す事にした。で、USBメモリの利用で躓いたので最初のお題となった。
Ubuntu server 11.10 の導入を検討して、頻繁に再インストールの繰返しをしている。そしてその度設定ファイルを書き直すのもばからしいので、使っていないUSBメモリを利用する事にした。ところで、外部記憶装置を Linux のファイルシステムで利用する方法について、すっかり頭の中から抜け落ちている。そこで検索しながら記憶を辿ると、
「デバイスをファイルシステムのディレクトリにマウントすればいい」
事が分かった。PC の USB に差し込んだら、
$sudo parted -l : Model: USB Flash Memory (scsi) Disk /dev/sdb: 62.4MB Sector size (logical/physical): 512B/512B Partition Table: msdos Number Start End Size Type File system Flags 1 16.4KB 62.4MB 62.4MB primary fat 32 boot
と表示された。そこで、マウントポイントを「/media/usbdisk」にしてマウントする。
$sudo mkdir /media/usbdisk $sudo mount -t vfat /dev/sdb /media/usbdisk [ 4007.348381] FAT-fs (sdb): invalid media value(0x00) mount: wrong fs type, bad option, … :
とエラーが表示され、検索してみるも良く分からない。多分、記憶装置のメディアディスクリプタ-の値が 0x00 だとアクセスできないのだろう、と勝手に解釈しフォーマットして使う事にした。
$sudo mkdosfs -F 32 /dev/sdb Device partition expected, not making filesystem on entire device '/dev/sdb' (use -I to overdrive)
とエラーになった。それなら別のコマンドで
$sudo mkfs.vat /dev/sdb
も同様の結果だった。「-I」オプションを使ってみろ、と指示があるので
$sudo mkfs.vfat -I /dev/sdb
とすると、何事もなく終了。一度引き抜いて再度差し込み、マウントしてみると使えるようになった。
良く分からない事だらけだ。2012年、追い追い理解を進めて行こうと思う年の始めでした。