飛行機は土曜日の夕方便で18:40頃到着、モノレールで移動し県庁前駅から歩いてホテルへ直行、夕食はラーメン屋があったのでラーメンで済ませました。お酒は悲しいかな飲めないため、一生涯飲んで楽しむことは叶いません。
初日は日曜日なので首里城を見学する予定ですが、チェックアウト後の重い荷物はどうしようか?という問題です。次の宿泊先に預かってもらう手もありますが、幸いモノレール各駅にコインロッカー(小型400円)があるということで、それを利用することにします。でもこれ、改札口を通った駅構内なんですよね。しょうがない、1日フリー乗車券(800円)を買うか。
沖縄の地理も歴史も知識が全くないため、首里城内の無料ガイド(50分程度)に参加しようと時間を見計らって行くことにしました。
城は石垣に囲われた高台(丘)にあります。首里城の玄関口と思われる「守礼門」は首里駅とは城を挟んで反対側の方角にあり、場内への入り口も反対側で、看板で導かれることもないため迷うかもしれません。
そして上の漏刻門を抜けると券売所があります(入館料820円)
首里城は、太平洋戦争の沖縄戦でアメリカ・イギリス連合軍の砲撃にあい灰燼に帰したものが1992年に一部復元され、現在も正殿の奥の向こう側(後宮に当たるのでしょうか?)で作業が続けられています。
印象深かったのはやはり正殿と前の広場です。ガイドさんの話では中国式、和式、琉球独自の混合で、石の上に建物があるのは中国式、正殿正面の瓦屋根の造りは和式、そして入り口両脇に直立する龍は琉球独自だと説明を受けました。
そのほか、琉球漆器の説明も記憶に残りました。沖縄では大木の入手が難しく大きな木製の器などが作れないため、漆器作りにおいて独特の技法が編み出されたとのことです。その復元に携わった職人さんは現在一人しかおらず、その方が亡くなればその技法での漆器作りもできなくなるとのことでした。
設計図がほとんど無いような状態での復元は、並大抵なことではないと感じました。特に石垣など、地震被害にあった熊本城の復元も大変な作業かと思います。
順路は右手の南殿から靴を脱いで入ります(長椅子に囲われた所がガイドの集合場所)
城内は撮影禁止ですが、城内から眺望のあるところと玉座はOKでした
2階にある玉座と扁額は復元です。「中山」はさて琉球王、中国皇帝どちらを表すか?
玉座の台の「リス」は沖縄にはいないので想像だとか(ネズミ、ではありません)
下調べ中に何度か見た通り(ストリート)の名前ですが首里城を出た後、モノレール牧志(まきし)駅で下車して歩いてみることにします。日曜日だからか、歩行者天国になってました。
1.5kmほどの通りは、両脇に様々な観光客相手の店がびっしり並び、脇にそれるアーケード通りも商店街ですが、こちらは地元民を客としている店も含めて雑多な感じがとても良かったです。最近の小ぎれいなモールに慣れている若い人は、苦手かもしれませんが。
通りを歩き、帰る前に寄る土産物屋にあたりを付け、県庁前駅からモノレールで宿泊先へ帰ることにしました。
チェックインしてPCをセットすると、無事インターネット(持参のWiFiルーターですが、宿泊所にも無料接続がありました)を利用することができました。そこで、買い出しと夕食はどこへ行こうか検索すると、ダイソーとイオンが小禄(ころく)駅前に、吉野家の牛丼店が壺川(つぼがわ)駅の近くにあったので出掛けることにします。
雑貨はダイソーで、食料品はイオンで購入しました。ところでダイソーで紙パンツを見つけたので、滞在中の面倒な洗濯を避けるために試してみることにしました。100円でなんと5枚も入っており、日替わりの使い捨てができます。難は、パンツの繋ぎ目がすぐに破れてしまったことですが、もともと薄いですし、紙ですから。
牛丼を食べ、モノレールで滞在先の美栄(びえい)駅へ戻ってきました。宿泊先へ向かっているとソーキそば屋があり、1度は食べに来よう、と誓いを立てます。
宿泊先へ戻った後は共同のシャワー室で汗を流し、部屋へ戻って明日から何をしようか?考えてみます。
と、メールをチェックしていたら英会話教室のマーシャルから「遅くなってゴメン、自由に来てね、先生に言ってお金払ってくれればいいから。」とのこと。詳細は何も分からないままですが、行ってみることにしよう。
スケジュール表では、中級クラスは12時30分からで、それなら毎日の過ごし方は英会話教室を挟んで仕事をし、その後市内観光でもすればいいか。当初から考えていた城跡巡りは木曜日とし、レンタカーの予約手配を済ませて就寝としました。
» はじめての沖縄 5.城跡めぐり編
» はじめての沖縄 4.市内めぐり編
» はじめての沖縄 3.英会話教室編
» はじめての沖縄 2.首里城編
» はじめての沖縄 1.行ってみようか編