ノートPCにWebアプリ開発環境を集約する試みの第1段階「Win7(64bit)にVirtualBox4.2を利用してubuntu12.04(64bit)をインストール」の続きです。
サーバーのソフトで当面必要になるのがMySQLとApacheとPHPで、それらはサーバーのインストールで既に組み込んであるので、第2段は使い易いようにする設定の備忘録となります。
「/etc/mysql/my.ini」が設定ファイルであるが、Ubuntu12.04では直接このファイルを編集せず、「/etc/mysql/conf.d」ディレクトリに「xxx.cnf」のようなエクステンション名を「cnf」とした設定ファイルがあれば、それを読込んでオーバーライトするようになっている。
今回はデータファイルのディレクトリなどは変更せず次の2点のみ設定する。
インストールしたままの設定でデータを日本語入力したところ文字化けした。確認のため。
# mysql -h localhost -u root -p
でmysqlにログインしコンソールから
>status
として表示させると、Server characterset と Db Characterset が latin1 になっている。そこで上記2点の設定を「/etc/mysql/conf.d/myadd.cnf」ファイルに次のように入力して保存。
[mysqld] character-set-server=utf8 [mysql] prompt="\d> "
# service mysql restart
で再起動。再度SSHでmysqlにログインしてstatusを確認する。
ちょっとつまずいたので注意点。この設定をする前にcreateしたデータベースはstatusで Db characterset が latin1 のままとなり、UTF8には変換されない。なので必要であればデータベースを再createする。
開発用なので頻繁にデータベースを作成することになる。rootユーザーでそれらを利用しても良いのだろうが、気持ち悪いのでrootユーザー以外のユーザーを登録してアクセス権限を与えておく事にする。
以下はデータベースをtestとしたきのユーザー名userをrootで設定する手順。
> create database test; Query OK, 1row ... > grant usage on test.* to user@localhost identified by 'password';
以上、MySQLはこれで利用する事にした。